ソラマメブログ

  
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2007年12月05日

『てすかとりぽか』 最新のブログはこちら

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Posted by Budou Masala at 17:00Comments(0)

2007年10月26日

『セカンドライフ』 不動産業の変遷

知人のすくーるいずみさんが不動産ビジネスに手を出したので宣伝。一週間たったの100L$で店が借りられるらしいです。あとマネーツリーもあるですよ。

大いずみ学園:
http://schoolizumi.slmame.com/e56288.html

せっかくなので『セカンドライフ』での不動産ビジネスについて考えてみたいと思います。(すくーるさんはビジネスにするつもりはなさそうだけど。)とりあえず、この仮想世界の最初で最後の億万長者とされるアンシェ・チュンさんは、この不動産業で財をなしたらしいです。

彼女は、中国の都市近郊に住む高学歴ながら低所得な若者を使って(RMT業者と人材が同じなんだね笑)『セカンドライフ』内の土地を、とにかく安く、大量に、クリエイターに向けて提供していきました。当時はまだこの世界には何もなくて、いる人はほとんどクリエイターばっかり。だから、何にもない土地でも(むしろクリエイターにとっては何もないほうが好都合)いくらでも売れたんだそうです。

ただ、今年ぐらいからクリエイターではない一般の人々の大量参入がはじまり、状況が変わってきました。彼らの目的は「ものを作る」ことではなく「見る」ことや「住む」ことです。

彼らにとって、何もない土地は魅力的ではありませんでした。そこで生まれたのが、マグスル社のような「造成済みの土地のレンタル」、「土地と景観を売る」という手法です。あらかじめ都市環境をある程度整備した上、「渋谷」や「新宿」といったネームバリューのある名前をつけた土地をレンタルすることで「都会の土地を買った気分」になれるというのも重要です。

当初は何もなかったインターネット(www)も、クリエイターがHTMLやCGIを駆使してホームページを立ち上げていきました。やがて、一般ユーザーの参入に併せて、あらかじめ体裁が整っているレンタルホームページが流行ったのと似ていますね。

でも、単に土地だけ売ればよかった時代に比べて、土地と景観を売る必要がある今は、開発コストがかかる分、だいぶ分の悪いビジネスなんだそうです。マグスル社の場合、SIMのレンタルとして初期費用約200,000円+維持費が月額35,000円+開発費用がコスト。これが完売すると、1SIMにつき月40,000円の利益が出るそうです。マグスル東京の過疎具合を考えると結構ビミョーな商売なんですね。

しかも、最近は土地を無料でレンタルするSIMの運営会社も増えてきました。狙いはそれぞれあるでしょうけど、要はかつての無料レンタルサーバ(「ジオシティーズ」とか)みたいな、広告収入型のビジネスなんでしょうね。

家賃収入型のマグスル社ピンチ!と思いきや、意外とそうでもないんですね。そもそも、現状のあの世界で広告収入型のビジネスが成り立たないわけです。その理由としては、いくつかあります。
1.『セカンドライフ』自体の見た目がしょっぱい。
2.1SIMに100人入ると落ちる。
3.原価が高すぎる。
4.無料ホームページは見た目がしょっぱい。

1.と2.は、まぁ技術の発達と時間が解決すると思います。しかし、3.はホームページのレンタルサーバを用意することに対して『セカンドライフ』で土地を用紙するのでは、コストが段違いということ。また、4.の理由は「ジオシティーズ」やってた人ならわかると思います。用意された環境の問題ではなく、作り手側のスキルの問題ですね。

『セカンドライフ』の土地ビジネスが、インターネット(www)の歴史をまるのまま踏襲してるっていうのは面白いですが、結果的にレンタルホームページというインフラは小ヒットに終わりました。結局インターネットの普及に大きく繋がったのは「2ch」や「mixi」、「Youtube」といったキラーコンテンツになります。

"『セカンドライフ』は「カセットビジョン」"というのは前にも言いましたけど、要はキラーコンテンツがないから売れないんですね。ファミコンが売れたのは「ファミコンが欲しかった」わけではなく、「ファミコンでスーパーマリオがやりたかった」からです。

インターネットがここまで普及したのは「インターネットがやりたかった」からではなく、「2chが見たい」「mixiがやりたい」人が多かったからです。だから「『セカンドライフ』の既存ユーザーにものを売る」、「『セカンドドライフ』の既存ユーザーが見る広告を出す」という考え方はベクトルが違ってて、「パソコンを買ってでも『セカンドライフ』をやるような理由を作るぞ」という思想の転換が必要なんだと思います。特にビジネスを考えてる企業さんには。

そうしたことを知ってか知らずか、すくーるさんのプロデュースする「ふぁーが村」や「大いずみ学園」は、"まずコンテンツありき"って考え方になっていて驚きです。

あの電車のアトラクションにしろ、アンリアルアバターを売る「いちごや」さんの誘致にしろ、よくある「現実世界を仮想世界に持ち込んだ」ものではなく、「現実の世界にも仮想世界にもどこにもないもの」です。"『セカンドライフ』の外から客を引っ張る気まんまん"なわけです。

なので、無料で土地を借りてる自分も、客寄せパンダ的なことをして応援しませう。背中にしょって、空を飛ぶとバーニアを吹かす「フチクマぐいぐるみジェット」です。無料ですからどんどんもってってください。


メカおにくや:
http://slurl.com/secondlife/Hachimantai/51/179/86/

結局うちの宣伝かよ。  

Posted by Budou Masala at 17:36Comments(0)Second Life

2007年10月25日

『RO』 ガンホー社内不正アクセス事件まとめ

"「RO」不正アクセス事件の民事訴訟,東京地裁で330万円の賠償判決"

以前話題になった、ガンホー社社員による不正アクセス事件の民事判決が出ました。何を今更とかいいつつも、オンゲーオタとしても仮想通貨を用いる『セカンドライフ』ユーザーとしても無視できない問題なので、一応まとめておきます。まず、発端からの経緯を『RO(ラグナロクオンライン)』をパチンコに例えてわかりすくしてみました。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント社はインターネットの中で『RO』という名の人気パチンコを運営しているパチ屋。そこのホールでバイトしてたA君は、店長に無断で「パチンコ玉製造マシーン」を使ってパチンコ玉を大量生産。A君はそれを仲介業者を通じて換金し、5,800万円以上も儲けてしまいました。

ここで、A君は警察に捕まってしまいます。でも、刑法上A君の罪は「勝手にパチンコ玉を作る機械に触った」という「不正アクセス禁止法違反」のみ。懲役1年、執行猶予4年の有罪判決だけで済んでしまったのです。

そもそも、リアルのパチ屋でパチンコ玉を勝手に持ち出したら「窃盗罪」になるし、換金も「風適法違反」にあたりますが、インターネット上のデータである「パチンコ玉」については、まだ法整備が進んでなくて、テラフリーダムな状態だから問題ないのです。

しかし、パーラーガンホーの店長は黙ってはいない。こんなことがあったせいで常連客からは総スカン。商売あがったりだ。Aの野郎訴えるぞと民事法廷に持ち込みます。

"当店が多年にわたる運営の努力の末作り上げたパチンコゲームとその信用,評判,人気を悪用し,当社の社会的評価・企業評価を著しく低下させました。同時に,一連の行為は幅広いメディアにおいても報道されており,多方面へ重大な影響をきたしております。"

上記のような訴状に加えて損害賠償請求がなされ、その金額は信用毀損および機会損失、その他諸費用の合計として7,486万円をA君に求める形となりました。

そして一昨日、東京地方裁判所は被告A君に対し、330万円の支払いを命ずる判決を下しました。ガンホー側の主張に対しては、事件と売上減少との因果関係は認められないものの、原告の信用を傷つけたとしている。つまり「機会損失」は認められず、「社会的評価・企業評価の低下」が認められた形。

結論として、この「仮想通貨を生成して売る」という行為は「やったもん勝ち」な状態です。A君は、会社クビになって330万円払って1年間ムショ暮らしをすることを代償に、一生遊んで暮らせるお金(いや6,000万円じゃ遊んで暮らせないか。一生引き篭もってゲームやってられるくらいのお金。つまり俺の夢が買える金。)を手に入れてしまったのです。ある意味ネット社会の勝ち組ですね!本当におめでとう!

この判決を受けてオンラインゲーム運営各社は、社員に与える「ゲーム内アイテムおよび通貨の生成権限」を考えなおさないといけないと思います(今のところ、ほとんどの運営タイトルがそうしてると思うけど)。少なくとも、年収300万とか400万の人に触らせちゃいけません。やられるのは時間の問題です。

あと『セカンドライフ』においても「不正アクセスやったもん勝ち」の状況は続きそうです。参入している企業の金庫アカウントとか、現状管理のしようがないんじゃないかと思いますよ。L$が仮想通貨である以上、経理の人がちょっと使い込んだとしても、少なくとも「業務上横領罪」ではないので、刑法には問えないんじゃないのかと。

仮想通貨については、アメリカでは早急に法整備を進めてるそうですが、あくまでアメリカの話、日本で事件が起きても蚊帳の外。民事訴訟するにしたって、その不正な「お金の流れ」を調査をできるのはサーバを管理するリンデンラボ社だけ。リンデンラボ社が個々の事案に対し、調査を承ることはおそらくないと思います。現状、不正アクセスすら何も対応してないのに。

そうなると、法整備とかリンデンラボ社の対応に期待するとかよりも、とっととサーバをオープンソース化してくれたらいいのにと。そうしたら、各企業が自社サーバで『セカンドライフ』を立ち上げて、中で起きた問題にも介入しやすくなるのに。

否、自社サーバ建てたら、その中で流通するお金(L$)の管理はどうなるんだ?金まで管理できたらDUPE(不正な造幣)し放題だろうから、結局お金の管理だけはリンデンラボがやるんじゃないのかな。じゃあ、結局調査できないじゃん!

まぁいいや、『モンハン』やろっと。とりあえず無料なので、やっておもしろかったら11月から課金しよう。『PSU』を止めてな。  

Posted by Budou Masala at 08:00Comments(3)Second Life

2007年10月19日

『ストリートファイター4』 脳まで筋肉

ストリートファイター4


これの開発に関わってるお友達からいろいろ聞いてはいても口止めされてはいたんですが、ようやく出ました。でも、その友達いわく「あんまり期待しちゃいけない」そうです。今時びっくりするような格ゲーではないらしいので。でもムービー見る限り、既にワクテカ神がご光臨あそばされました。

ファンタシースターユニバース イルミナスの野望

フォース(魔法使い)>レンジャー(鉄砲ぶち)>ガンテクター(ガンカタ師)>ハンター(脳筋)>ファイガンナー(上位脳筋)と職を転々としています。でも、やっぱハンター楽しい。フォースとレンジャーのボタン押しゲーが嘘なくらいに楽しい。せめてコンボに目押し要素があれば尚更好いんだけど、とりあえず「ダブルセイバー」をぶん回しはじめた時点でようやく『PSO』熱が戻ってきた感があります。

なお、巷で話題沸騰中の「スライサー」ヒャッホイも体感しました。これはナイは。ナイナイ。不具合。高威力以前にあの良燃費が異常。ソロでも使いたくない。てか、あれ使ったら脳筋じゃない。あくまで他に手段がなくなった時用の保険として持ってます。シューティングゲームのボム的な。ボム使わない派だけど。

セカンドライフ

先日日記に書いた『Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い』という本について、少し興味深い話がありました。

"『セカンドライフ』に見る「極楽浄土派」と「娑婆世界派」の愉快な対立"

アメリカで論議されている、「SNS」や「メタバース(仮想社会)」のユーザーが大きく2種類に分類されるというもの。ちょっと自分なりの解釈も含めて以下にその特徴を書いてみます。

「極楽浄土派」
ネットコミュニティを現実世界と切り離された「極楽浄土」、「別世界」とみなしている。自らのアイデンティティを現実世界と全く切り離している。アバター名は「仮名」または「ハンドルネーム」を使用。性別、性格も自由にカスタマイズ。ネカマ、ネナベに抵抗感がない。見た目は羽根が生えているなど幻想趣向的。ボイスチャットの利用に否定的。友人関係を現実世界に繋げることに「オフ会」という意識がある。「娑婆世界派」の人間に対し、現実世界の倫理感を「別世界」に持ち込む悪者と嫌っている。

「娑婆世界派」
ネットコミュニティを「現実を補完する単なる手段」、「道具」とみなしている。アバターは現実世界の自身の投影、分身そのもの。アバター名は「実名原理主義」。性別、性格も操作者自身ありのまま。ネカマ、ネナベに対し抵抗感を示す。見た目も操作者に可能な限り似せる。ボイスチャットの利用に肯定的。友人関係を現実世界に広げることに全く躊躇がない。「極楽浄土派」の人間を「遊び感覚」、「匿名の烏合の衆」と見下している。

オンラインゲームの場合そもそも「極楽浄土」を目的としてデザインされてますから、そこにRMT(リアルマネートレード)みたいな「娑婆世界」を持ち込むことは明確に悪とみなされるわけですが。『mixi』や『セカンドライフ』の様に「利用意図はユーザーまかせ」なものとなると、途端にこの二派の、文字通り「世界の覇権をかけた争い」がはじまるんですね。

例えば「セカンドライフ解放軍」とかいう「極極派」の連中が、企業SIMの中で爆弾テロを起こしたりするのも、「娑婆世界派」が現実世界の企業倫理を「我々の別世界」に持ち込むことを嫌っているかららしいです。

逆に「SL世界陸上」が「娑婆世界」の広告代理店からの圧力によって「SL大運動会」に改名させられたなんてのもありましたし。中国や韓国で「ネカマ禁止」とか「キャラクターメイキング前に写真証明が必要」なんてのも「極娑派」的な動きですね。

また、「極楽浄土」をデザインしたはずのオンラインゲームであっても、運営会社の業績不振を理由に、ある日突然「アイテム課金」を開始してユーザーから不評を買ってしまう例もあります。これも結局、「極楽浄土」に「娑婆世界」の企業倫理が持ち込まれた結果なんだと思いますよ。

この本では、この二派ともになかよくやってくような方法を考えようというのが今後の課題と結論づけてます。でも、個人的はそれは無理なんじゃね。どっちか駆逐されるまで全面戦争が続くんじゃね。ていうかその方が面白くねとか思います。  

Posted by Budou Masala at 13:44Comments(3)Second Life

2007年10月16日

『Google vs セカンドライフ』

Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い

「ミクシィ疲れ」を社会現象として指摘したことでも有名な山崎秀夫さんの著書。カンタンに説明すると、『セカンドライフ』を代表とする3Dインターネット仮想社会が提供する技術により、既存の著作権型の収益モデルが崩壊し、広告型収益モデルへ変換される。その起爆剤となるのが、1,2年内に予想されるGoogleによる3Dインターネットへの参入であるというもの。

『セカンドライフ』は、エポック社の「カセットビジョン」です。「カセットビジョン」は「ファミコン」が登場するまでは、「テレビゲーム」の中ではトップシェアを誇っていました。この後「ファミコン」の登場により「テレビゲーム」がブームになるわけですが、「カセットビジョン」はその「テレビゲーム」ブームの火付け役にはなれませんでした。

要するに『セカンドライフ』は、『There』や『HiPiHi』といった、既に数ある「仮想社会/3Dインターネット/メタバース(呼び方は色々あるものの以後メタバースと呼称)」の中で「現状トップシェア」ではありますが、未だ「メタバース」自体のブームの火付け役にはなり得ていないわけです。

そこで「メタバース」における「ファミコン」として、ビジネスウィーク誌上に掲載された「Googleのメタバース参入」が最有力視されているんだそうです。それがどういった形で行われるかは不明です。現状「Google Earth」の上位版がそれにあたるという話も有力ですが、「動画共有サービス」において『Youtube』が買収された時のように、そもそも『セカンドライフ』自体を買収するのかもしれません。

いずれにしても「メタバース」の発展に伴うビジネスモデルの変革は間違いないと言われながらも、「アメリカンアパレル」ほか大手米企業の撤退や電通による国内での失態に代表される"『セカンドライフ』の低迷"という現状をみるかぎり、"「メタバース」の火付け役"としての期待が全面的にGoogleにシフトしてしまうのは仕方ないんじゃないかと思います。

個人的には、その"『セカンドライフ』の低迷"の近因は、周囲の期待に反する"運営会社(リンデン社)のやる気のなさ"だと考えます。システムにしてもセキュリティにしてもサポートにしても全然やる気が感じられない。TBSが亀田家をいくら盛り上げても、その亀田が試合でダメだったら意味がないっていうのと全く同じです。その本質を見極めるための試合が「Google vs セカンドライフ」という構図になるわけですね。

で、ここまでが前置き(長っ)で本の内容なのですが、別に「Google vs セカンドライフ」がどうなろうが関係なく、いずれの場合でも企業の介入の仕方はかくあるべしと、ためになるお話が書かれているわけです。

具体的には、これまで「『セカンドライフ』?新しいホームページみたいなのだろ?とりあえずウチもやっとけ!」みたいにやってた企業の参入がうんこであることはわかった。ならば明確に実利を追求するための戦略を練ってやっていこう。そのためには、社会的販促効果とそれを得るためのシナリオを考えないといけないよんみたいな。

なんで「『セカンドライフ』でアイテム売って一攫千金!」とか考えてるクリエイターの方々にとっては役に立たない内容です。むしろ、本質を突かれてむかつくと思うので読まない方がいいです。(『セカンドライフ』に頻繁にログインしている、15%のヘビーユーザー・リピーターの類は「企業は無視すべし」とも遠まわしに書いてあります。)

どっちかといえば、今後何らかの「メタバース」に参入を考えている企業の企画担当の方、コンサルタントをされる方、今後の仮想世界の行く末に興味のある方、自分みたいなネトゲオタにとっては非常にためになるご本としてオススメです。

注)「メタバース」と「メタバーズ」は全く違うものです。『プレイステーション』と『プレイディア』以上に違います。未だに著名人の中でも誤用している人を見かけるので気をつけましょう。

前者はSF小説『スノウ・クラッシュ』の中で使用されたメタ(meta)とユニバース(universe)の合成語で「インターネットを通じて接続できる電子データとして構築された3次元空間」の俗称。広義ではMMOPRGもあてはまりますが、狭義として『セカンドライフ』や『There』みたいな「仮想社会、3Dインターネット」を指すことが多い。

後者はその「メタバース」のひとつである『セカンドライフ』に参入している会社「株式会社メタバーズ」。Googleで「メタバース」って検索すると、一番先頭に「株式会社メタバーズ」が出ちゃった挙句、そのサイトの冒頭でで「メタバースは、バーチャルワールド情報サイトです。」って書いちゃってるあたりが、ある意味最も「メタバース」の一般への理解を妨げているのではないかと。  

Posted by Budou Masala at 15:03Comments(0)Second Life

2007年09月22日

機械熊

ものすごい久々にアバターつくりました。

「フチクマメカニック」
機械のからだを手に入れたタイニーくま。テカテカでトゥルットルな感じを出すために、今回はインビジブルプリムを使わないでいいようにシャイプやらなにゃらを微調整。中身がはみ出さない工夫をしております。空飛んだ時に足からジェットエンジンふかすようにもしてみました。


おにくやすがも本店:
http://slurl.com/secondlife/sugamo/79/17/20/

>>つづきを読む。

  

Posted by Budou Masala at 14:02Comments(0)

2007年09月22日

『セカンドライフ』 機械熊

ものすごい久々にアバターつくりました。

「フチクマメカニック」
機械のからだを手に入れたタイニーくまアバター。テカテカでトゥルットルな感じを出すために、今回はインビジブルプリムを使わないでいいようにシャイプやらなにゃらを微調整。中身がはみ出さない工夫をしております。空飛んだ時に足からジェットエンジンふかすようにもしてみました。
Urimono_kumapink.jpg


おにくやすがも本店:
http://slurl.com/secondlife/sugamo/79/17/20/

そもそも、メインランド店がある「ふぁが村」が「セカンドライフガイド」に掲載されたところ、なんだかアクセスランキング1位になってしまったらしく、さすがに新作もなにもないと悪いと思ったので作りましたのですが。

なんか「ふぁが村」にぜんぜん朝から移動できないんですけど。他のメインランドは行けるので、個別環境の問題でもないっぽい。まさか、混雑ってことはないですよね。なので、入れるようになったらそっちでも販売したいと思うます。(追記:販売開始しました。)

ふぁが村:
http://slurl.com/secondlife/Ferguson/154/218/90/

2007092201.jpg

「ふぁが村」は最初いずみさんやいちごちゃんや自分が住んでただけの土地でしたが(名前だって住所まんまだし)、今ではどこからともなく日本人のクリエーターさんがたが集まってきて、いいかんじの日本人コミニュティになってしまいました。

こういうコミニュティを「作ろうとして作る」のとは違って、「自然発生してしまう」っていうのは、こうしたオンラインコンテンツの中では非常に珍しく、興味深いことですよ。運営者側に与えられた世界である、オンラインゲームなどではありえないことですし。「人が歩けば道ができ、人が休めば街ができる」という故事の具体例です。  

Posted by Budou Masala at 13:52Comments(2)Second Life

2007年08月31日

『セカンドライフ』警鐘

"ついにマグスルからセカンドライフ日本語版のアカウント登録ができるようになりました。"

"利用規約が表示されますので、「利用規約に同意します」を選択して「続行」を押します。"

これはさすがにマズイですよ!MagSLさん!!

少なくとも日本語版として提供するからには、利用規約の日本語訳を用意し、その内容を"読み""理解し""同意した上で""同意ボタンを押す"プロセスを踏むことを促すのは必要ですよ。「表示されるから選択して続行押せ」は酷すぎです。保険の悪徳商法ですか笑。

例えば、以下の項目とかとっても重要ですよ。

ACCOUNT REGISTRATION AND REQUIREMENTS
(アカウントの登録と要件)

2.3 You need to use an account name in Second Life which is not misleading, offensive or infringing. You must select and keep secure your account password.
(変な名前つけんなよ。あとパスワードの管理は自己責任で。)

At the time your Account is opened, you must select a password. You are responsible for maintaining the confidentiality of your password and are responsible for any harm resulting from your disclosure, or authorizing the disclosure of, your password or from use by any person of your password to gain access to your Account or Account Name. At no time should you respond to an online request for a password other than in connection with the log-on process to the Service. Your disclosure of your password to any other person is entirely at your own risk.
(パスワードの機密保持は自己責任で。もし不正アクセスとか受けてもわしら知らないよ。というか「サービスにログインする時意外に」パスワードなんて打つもんじゃないですよと。)

要するに、パスワードは他人に教えたら不正アクセス受けるんで、誰にも教えないように。もし、不正アクセス受けて、カード限度額いっぱいL$買われて横流しされたとしても、リンデンラボ社は知らないよ。ってことです。

MagSLさんはリンデンラボとは関係ないただの一企業です。そこでパスワードを登録するってことは、ある意味「パスワードを他人に教える」ということと同義です。まぁ、MagSLさんがそれを使って不正アクセスをするようなことは、まずないとは思いますが‥。ただもし、MagSLさんから登録された方が、悪意の第三者による不正アクセスを受けた場合、その疑いがMagSLさんにかかったとしてもおかしくないってことです。

そして、その疑いを晴らすこともMagSLさんにはできないんですね。リンデンラボ社が利用規約上、「パスワードは他人に教えるな」「不正アクセスされてもウチは関与しない」って言い切っちゃってる以上、警察の捜査すらもできません。

極論すると、MagSLさんが不正アクセスしてお客さん全員のカード限度額全部L$に変えてドロンしたとしても、リンデンラボ社も警察も関与しないわけです。そんなん「パスワードを他人(MagSL)に教えた」お前が悪いってことになるので。

なんかすごく中傷みたいになってますが汗。自分もMagSLさんの土地(Sugamo)借りてる身として心配なわけですね。そうでなくとも、昨日の朝日新聞に載るほど、オンラインゲームでの不正アクセスがたいへんなことになってるぐらいですから。『セカンドライフ』へ不正アクセスされた場合の被害は、ゲームなんかの非じゃないのですから。いちユーザーからのご意見ご要望として、せめて"アカウントの登録前に、利用規約を日本語で読ませて"ください。あとでメールもしとこ。  

Posted by Budou Masala at 11:35Comments(0)Second Life

2007年08月23日

『セカンドライフ』義眼

久々にログインしたら、おうちの周りの芝生がさらに広がって、キキさんちのほうまでつながっていました。まっこと、広くなりもうした。

そいなので、おくればせながらIchigoちゃんちとキキさんちでそれぞれアンリアルアバターを購入。そっか、これってかぶりものだったのか笑。でも、普段服を着ないので(着る必要がないので)、服がなくてオロオロ。

もはや、このメイド服が一張羅です。
即席で自作した「くま義眼」も入れてみました。
20070823.jpg

マリリン・マンソンみたいな「かっこいい義眼」がほしいな。マンソン様は義眼じゃなくてカラコンらしいけど。でも、ライブ中に義眼を客席に投げたって伝説もあるので定かではないけど。

"「時代が私に追いついた」 バーチャルアイドル、伊達杏子復活"J-CAST

予想はしてたけど‥。しかも、当時のままじゃなくて、ちゃんと歳も重ねてて、ちょっとスレたお姉さんキャラになっているらしい。そりゃあ、スレすれるだろうな‥。自伝とか出しても売れるんじゃないかな。  

Posted by Budou Masala at 11:17Comments(5)Second Life

2007年08月11日

『セカンドライフ』週アス

なんか今週はなにもしてないはずなのに、
アバターがぽんぽん売れてくなーと思ってたら、
Osaka島の「タイニーアバター商店街」が週アスに載ってた。

ただ、それだけじゃなくて、海外のSL系のブログとか中心に、
ここで売ってるタイニーアバターの動画が流行ってるかららしいです。

なんか『ファミ通』に自分のネタが載ったのと同じくらい久々に痒い。

こういうのって下手に残るからこわいなあ。
10年前に描いた漫画とかニコ動にのっけられて、
「きんもー」とかコメントされたら死ぬなまじで。

タイニーアバター商店街:
http://slurl.com/secondlife/Osaka/131/256/21/
月額お家賃:600L$
売り上げの高さととコストパフォーマンス考えると殺安です。  

Posted by Budou Masala at 01:49Comments(3)Second Life

2007年08月06日

無料配布


巨大メカくまアバターを期間限定で無料配布します。

いずみ学園内「おにくや」:
http://slurl.com/secondlife/Phyllira/112/98/103/

Ableseed City Marcket内「おにくや」:
http://slurl.com/secondlife/ableseed/74/122/27/

>つづきを読む。  

Posted by Budou Masala at 03:16Comments(0)

2007年08月06日

『セカンドライフ』バーニアが多い方が強い

「ロボットはバーニアの数が多い方が強い」(イザヤ書 66章 14節)
Urimono_meckuma4.jpg

バーニアとプロペラントタンクはあればあるほどいいのです。
好きなモビルアーマーは「αアジール」です。

そんなわけで、『トランスフォーマー』アバターの技術を流用して、
巨大メカ的なアバターを作ってみました。全長は8m。
プリム数は過去最大。時代に逆行してる。

左腕はニコ動でナショジオの「マシンガン特集」を観たので、
何の迷いもなくガトリングガンにしました。
Urimono_meckuma2.jpg

右腕はミンチドリル。ドリルかつ鈍器である点に萌え。
Urimono_meckuma3.jpg


でも「くま型」。中にちゃんとくまも載っています。
Urimono_meckuma.jpg

そして、7月は何にもしなかったお詫びに下記場所で限定無料配布。

いずみ学園(すくーるさん引越し記念):
http://slurl.com/secondlife/Phyllira/112/98/103/

Ableseed City Marcket(放置しててごめんなさい):
http://slurl.com/secondlife/ableseed/74/122/27/

でかい上に重いので、人が多いところでは着ないでね。
あと海外の可武装地帯に行くと、もれなく一斉掃射を受けます。
そりゃ、どう見ても大量破壊兵器だし。  

Posted by Budou Masala at 02:58Comments(7)Second Life

2007年08月01日

『セカンドライフ』東洋経済

『セカンドライフ』で麻雀してたら落とされて入れなくなりまいた。
結構大物手だったのになあ。

あと、せっかくIMで「Fireworks」の透過テクスチャのやり方を質問していただいていた方ごめんなさい‥。IMのログが消えちゃったから、お返事できないかもです。

変わりにここで説明させていただきます‥。というかごめんなさい‥。うち「Fireworks 4」なので、TGA形式での書き出しができないんです。最新の「Fireworks」ではできるらしいんですが、Adobeに買われてからお値段が数倍に跳ね上がったので、買えないんです。Adobeめ!

なので、「Fireworks」で書いた絵を一旦他の形式で書き出し、それを「Photoshop」で透過画像にして、TGA形式で保存しているのです。あんまり参考にならないですが、フリーで透過画像を作成できるアプリケーションもありますので、大丈夫ですよ。

あと『週刊 東洋経済』に『セカンドライフ』に関しては過去ないまでに「建設的な」特集記事が載ってたので買いました。「セカンドライフのロックフェラー(笑)」ことアンシェ・チャンさんも出ています。意外と美人さんです。

あと『コードギアス』24,25話観ました。(なんかヲタ的な流れ的に何かかかないといけない的なアレらしいお。)個人的にはオレンジが大暴れだったので、言うことありません。あと、コーネリア殿下はもう出てこないんだろうな。残念。でも、殿下よりその手下のメガネ君のほうが好きだったことに今更気づいたよ。さよならメガネ。  

Posted by Budou Masala at 02:48Comments(3)Second Life

2007年07月31日

『セカンドライフ』障害

もう結構な時間、障害で何もできなくなってるんですが‥。
あんまりこの件について触れてる人がいないので触れてみます。

Linden公式障害情報。
http://blog.secondlife.com/2007/07/29/gridwide-slowdowns/

Gridwide Slowdowns
Sunday, July 29th, 2007 at 8:29 PM PDT by: Frontier Linden
[12:11 AM Pacific]

Reports of issues with other features such as llDialog have been confirmed.
No additional information is available at this time.

We would like to thank you once again for your continued patience.

[8:26 PM Pacific]

We are experiencing gridwide issues at the moment. Resident may experience slowdowns or failures of search, mapping, teleporting and asset operations. Inworld L$ balances may show as Loading…

Ops is working to resolve these issues as quickly as possible, in the meantime please avoid making any inworld transactions or operations on no-copy assets.

エキサイト先生直訳
-------------------------------
Gridwideスローダウン
太平洋夏時間午後8時29分の以下による2007年7月29日日曜日 国境のリンデン
午前12時11分の太平洋

llDialogなどの他の特徴の問題のレポートは確認されました。
どんな追加情報もこのとき、利用可能ではありません。

継続的な忍耐は重ねてありがとうございます。

午後8時26分の太平洋

私たちは現在、gridwide問題を経験しています。 居住者は検索、マッピング、瞬間移動、および資産操作のスローダウンか失敗を経験するかもしれません。 バランスがLoading…として示すかもしれないInworld L$

オプアートはこれらの問題ができるだけはやいのと、差し当たりコピーがない資産におけるどんな「不-世界」取引か操作もするのを避けてください決心に取り組んでいます。
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とりあえず、お金がなくなっているのは「この世界ではよくあること」なので、さほど心配はいらないのですが(後で元に戻るから)。ワープも取引も全くできないのは困ります。

この状況がもう丸一日以上たってるのに、日本語版公式サイトには何の障害告知もありません。他のゲームだったら、結構もう「終わってる状況」ですが、ここのユーザーの皆さんは寛容さにはびっくりです。誰も騒いでないです。まるで皆がリンデン社と運命共同体でもあらんかというように‥。(不寛容であることは規約でも禁じているけど笑)

たしかに、リンデンがつぶれたら、自分の商売もつぶれるし、投資した意味がなくなるから、ってとこなんでしょうけど‥。まるで開拓事業に人生を託した移民のように。でも、ここまでユーザーからもメディアからも甘やかされたインターネットサービスはないと思います。正直リンデンで働きたい。

慮るに、つい先日「カジノ禁止令」が出たところに併せたこの長期障害。禁止令に反発した連中が一部機能に関わるサーバを対象にDDos攻撃でもしてるんじゃないでしょうか。

個人的にはカジノなんか行かないからどっちでもいいんだけど。どうしてもやりたければ、やっていい世界に行きましょう。『ドラクエ』とか。

兎に角、暇なんでアバター作ったんだけど、テクスチャアップロードできないから顔だけない状態。さらに、それをやってたどっかの島に閉じ込められて帰れません。誰もいないから大声で叫んだり、すっぱだかで飛びまわったりしてます。今週の『銀魂』みたいだ。  

Posted by Budou Masala at 01:31Comments(2)Second Life

2007年07月26日

『シグルイ』陰腹

おつかれさまです。

最近、忙しくて『FF11』にログインしないので、
リアル兄(黒魔)から怒られたりするので、
せめて数分でも入ります。

『セカンドライフ』に。

「マナティーアイランド」というお島に遊びに行ってきました。
一級建築士でもある名古屋市立大学のえらい人がデザインを手がけ、
WOWOWと提携して『シグルイ』のプロモーションもしてる。
2007072501.jpg

『シグルイ』のプロモ流して、シグルイTシャツ配ってるだけでした。
もう少しこう、なんというか‥。

このような武芸と呼ぶに値せぬ見世物にて、
おSIMを汚したとあらば、視聴者への反意と受け取られましょう。
さすれば、WOWOWの一大事。

否。アニメ先行放映の異様な盛り上がり。
1クール分の働きは十分にするものと覚えたり。

これからに、これからにござる。  

Posted by Budou Masala at 02:19Comments(0)Second Life

2007年07月19日

『セカンドライフ』DIME記事

DIME』に記事が載ってたので。

もうやってる人には目新しい内容ではないけれど、これからはじめるって人とか、なんぞコレみたいな人には好い記事にまとまっています。

とりあえず「アトラス(仮)」SIMの"イメージイラスト"が見れました。あんぐらいちゃっちゃと作ればいいのに。でも、そうしないのは、それなりに気合入れた中身を作ってるってことで期待。

最近はまた夜中しかインできないし、インしても誰もおらんかったりするので、『FF11』で黒魔ソロで冒険してます。今更ながらメリットポイントで古代魔法II系の「トルネドII」を覚えました。見た目かっこよさ重視で。実用度を考えたら「バーストII」か「フリーズII」なんだろうけど。「クエイクII」を選ぶ人はマニア。

「フレアII」は中ニ病。  

Posted by Budou Masala at 04:04Comments(0)Second Life

2007年07月18日

『セカンドライフ』寄付ぶどう

昨日設置したマネーツリー。
自分がまだぜんぜんお金いれてないのに。
隣人のIchigoちゃんとIzumiさんが多額のご寄付を。
ありがとうございます。これで当分自分はいれなくても(ry

あと実家に帰省するときに読んだご本の感想。

やっぱり美味しいものが好き
ジェフリー・スタインガーテン著。
2007071802.jpg

元弁護士でヴォーグ誌のフードライターのひとが書いたごはんエッセイ。元弁護士だけあって、ごはんに関して"極めて論理的な味わい方"をしているのが面白い。塩からパルメザンチーズに至るまで、ちょっと違った視点で見直せるようになるいいご本でした。

『美味しんぼ』99巻
岡星さんが鬱病になる話と、栗田さんが子供をぼこぼこ生む話。岡星さんの鬱病をなおすために、一流の料理を食べさせる士郎。でも、料理の品数がどう考えても多すぎ。何十品続けて食わせるのかと。料理を魅せるのがメインでお話が完全にないがしろ。おかげで全然おなかがすかない。

『範馬刃牙』8巻
親父のこともたまには思い出してあげてください。  

Posted by Budou Masala at 02:11Comments(1)Second Life

2007年07月17日

マネーツリー

マネーツリー植えてみました。



>つづきを読む。  

Posted by Budou Masala at 02:15Comments(0)

2007年07月17日

『セカンドライフ』金のなる木

日本語版登録サイトは、どうやらフィッシング詐欺ではなくて、本当にリンデンがやってるところみたいで安心しました。ビビらせてすみませんでした。

ということは、本当に本当の日本語版がはじまったようです。
まだまだβテスト段階ってとこですけど。
http://jp.secondlife.com/

そんなわけで、おそらく初心者の方に一番よく聞かれるであろう質問「どうやってお金を稼ぐの?」という問いに答えて生きたいと思います。

A.とっととカード登録してリンデンドル買え!

マジレスするとほんとにそうです。このゲームでは、とりあえず「お金を稼ぐため」には、必要最低限度のお金が必要になります。一応、お金を稼ぐ手段としては、「マネーチェア(座っているとお金がもらえる椅子)」や「マネーツリー(お金がなる木)」があるのですが、そこで100L$(現金換算で約50円)稼ぐのには、リアル半日ぐらい"何もしないで待ち続ける"必要があります。

そんなことするんだったら、とっととRMTして現金をゲーム内通貨に変えてしまったほうがいいです。第一、半日分の電気代考えたらマイナスなので、実質お金稼げてないし。何より、せっかくRMTを堂々とできる世界なわけですからソレを利用しましょう。そもそも他のゲームでRMTを禁止しているのは、"ユーザーが現実社会のお金を稼ぐことを目的にゲームがデザインされていないから"です。金使った時点で面白くない。

とはいいつつも、自分も最初はやっぱりカード登録せずに、半日かけてその数十円を稼いできたクチです。今考えればとてつもない"時間と労力の無駄"だったのですが、マゾなオンラインゲーム慣れしすぎてて気がつきませんでした。そういうクリックゲーだと思い込んでいました。

だから、最初から"商売をするために"入ってくる人には、カード登録でリンデンドルを買うことをオススメします。でも、とりあえず何がしたいか(何ができるか)よくわからない人は、金のことなんか考えないで、うろうろしてみてくんさい。それで、必要に応じて、韓国製のマゾいMMORPGやる気分で「マネーチェア」や「マネーツリー」で小銭を稼いでみるのもいいかもしれません。そのうち、やりたいことがみつかってから、カード登録するのもいいですし。

そんなわけで、そんな様子見でマゾゲー好きな方のために、メインランドの「Onikuya」のお庭にも「マネーツリー」を設置してみました。
2007071701.jpg

新規登録から30日以内のユーザーでしたら、この木になったお金はもぎ放題!でも、このお金は決してシステム側が払っているものではありません!

自分(Budou)のお財布から出ています!

あと、付近の住民のみなさんのご好意のお財布からもね。最初、自分もこれってシステム側が出してると思ったんですけど。この世界で、システム側が出しているお金(他のゲームで言うところのモンスターのドロップやクエストの報酬)って一切ないんですね。必ず、誰かが出した金を、誰かが受け取るように全てユーザー間で還元されているのです。

なので、そもそも自分はマネーツリーを植えていいほど裕福でもなんでもないんですけど‥。最初の頃、「マネーチェア」でとりあえずテクスチャをアップできるお金を作り、見知らぬ他人の土地で勝手にアバターを作り、Ableseedさんで無料のお店を借りて商売をはじめて何とかなった身としては、やっぱりそういう"無償での素人さん育成"は、これから日本語版がはじまってさらに重要なんじゃないかと思うのです。

とりあえず最初のうちはコレで小銭稼いで、やりたいことを探してみてください。やりたいことが見つかったら早々にカード登録して、好きなだけ物作ったり、お買い物したり、お金を稼いだりしてみてください。ようやく『セカンドライフ』がそういう世界になってきました。

でも、たまに金がならなくなってる場合もあるらしいので、そうなったら勘弁してください。さらに、あまりに自分の財布が枯渇するようなら、早期に撤収する場合もありますのでご了承ください。  

Posted by Budou Masala at 02:07Comments(1)Second Life

2007年07月14日

『セカンドライフ』日本語版?

『セカンドライフ』日本語版の"公式な登録サイト"ができたそうです。
http://jp.secondlife.com/

こちらが現日本語版公式サイト。
http://secondlife.com/world/jp/
まだ「日本語版、まもなく公開!」って書いてあるんですけど‥。

これまで散々セキュリティのザルさ加減を露呈してきてる『セカンドライフ』なので、正直今回の日本語版登録サイトも、自分の中では「9割ぐらい」フィッシング詐欺なんじゃないかと思っています。

少なくとも、違うドメインのサイトに、おいそれとIDとパスワードなんて打てないですって!それで万が一にもフィッシング詐欺だったとしたら、クレジットカード限度額いっぱいまで盗まれんだもん。他のゲームみたいにアイテムとられるぐらいじゃすまないんだもん。

そんな信用のおけない状況ですから、本当に本当の"日本語版公式サイト"ができたのなら、しっかりと現公式サイトで告知しないとだめですよリンデンさん。そうしないと、どんなにいいサイトを作ったところで"どうせフィッシング詐欺じゃねえの?"って思われても仕方ないですよ。

不正アクセスされた時のリスクが大きすぎること、またそれに対するセキュリティ対策がなんらされていないというニ点が、『セカンドライフ』最大の欠点であり、今後の課題であることは間違いないです。

逆にいうと、ネット犯罪業者にとって、こんないいカモになるオンラインサービスは現状他にないし。名前がIDだし。たった数文字のパスさえ抜ければカード限度額数十万円を一瞬で盗めるわけだし。

なので、くれぐれも「普段使ってるパスワード」「他のSL系サイトの登録に使っているパスワード」とは、同じパスワードをログインパスワードに設定しないこと。それでも、根本的に「名前がID」って時点でザルなことに変わりはないんだけど。パスワード自動生成&入力ツールとか使われたら防ぎようないじゃん。ほんと勘弁して欲しい。  

Posted by Budou Masala at 02:45Comments(3)Second Life